機能パターン
機能パターンはQRコードの位置や向き、モジュールと呼ばれる白黒のマスの大きさなどを判別するための部分です。そのためこの部分は、どのようなデータを入れるかにかかわらず、QRコードには必ず含まれます。この部分があることで、QRコードを正しく読み取ることができるようになります。
機能パターンには大きく分けて3つの部分があります。
- クワイエットゾーン: QRコードの周囲にある余白部分
- 位置検出パターン・分離パターン: QRコードの位置や向きを特定するためのパターンと、その周囲の余白
- タイミングパターン: QRコードのマスの大きさを特定するためのパターン
なお、よりマスの数が多いQRコードでは「位置合わせパターン」も含まれますが、ここでは省略します。
では、「機能パターンを挿入」ボタンを押して、機能パターンを挿入してみましょう。
機能パターン
機能パターンを入れてみよう
※左下の位置検出パターンの右上に飛び出たマスは実際には機能パターンではありませんが、簡単のためここで挿入しています。
次からはデータ部分について学んでいきます。