QRコード
QRコードを体験してみよう!
📄️ QRコードの概要
QRコードは、二次元コードの一種です。二次元コードは、バーコードのような一次元コードとは異なり、縦横に並んだデータを読み取ることができます。そのため、一次元コードよりも多くの情報を記録することができます。
📄️ 機能パターン
機能パターンはQRコードの位置や向き、モジュールと呼ばれる白黒のマスの大きさなどを判別するための部分です。そのためこの部分は、どのようなデータを入れるかにかかわらず、QRコードには必ず含まれます。この部分があることで、QRコードを正しく読み取ることができるようになります。
📄️ 符号化
QRコードでは、伝えたい情報を白と黒のマスに変換して表現します。この白と黒のマスはそれぞれ数字の0と1に対応しています。そのため、アルファベットや日本語などの様々な文字をQRコードで扱うためにはそれらの文字を0と1に変換する必要があります。この操作を符号化といいます。
📄️ 誤り訂正
QRコードを読み取る際に、QRコードの一部が汚れていたり、隠れていたりすることがあります。このような場合でもQRコードのデータを正しく読み取るために、誤り訂正という技術が使われています。もし誤り訂正がなければ、QRコードのうちたった1つのマスだけでも読み取れない部分があると、正しいメッセージを読み取ることが不可能になってしまいます。
📄️ データの挿入
作成したデータをQRコードに入れていきましょう。
📄️ マスク
マスクは、白や黒のマスだけが連続してしまうことや、機能パターンに似たパターンが出現してしまうことを防ぐために、QRコードに適用される処理です。
📄️ 形式情報
形式情報は、QRコードのマスの数や誤り訂正の度合い、選択したマスクパターンなどの情報を格納する部分です。QRコードの読み取り時には、この情報をもとにデータの読み取り方法を決定します。
参考資料
- JIS X 0510:2018
- 独極「QRコードを極める」